経験から学ぶとはこのことだ!~初めてオンラインイベントを運営してみて~

こんにちは。小沢ゼミ3年のせきなです。

今回は、ゼミ活動で実施したオンラインイベントについてお話ししたいと思います!


このオンラインイベントは、複数のグループに分かれて企画・運営を行いました。

オンラインイベントを開催するにあたり、まずターゲットを学生とし、今どんなニーズを抱えているかを考えました。

私たちのグループは、新型コロナウイルスの影響で人と会う機会がかなり減ったため、誰かと話したい、新しい人脈を築きたいというニーズがあるのではないかと考えました。


この仮説から、相手の顔を見ながら会話ができるイベントが良いと考えました。

しかし、オンラインでは相手の反応が伝わりにくいです。さらに、初対面の人もいるので、ただテーマを決め会話をするだけだと参加ハードルが高いかもしれないと考え、自然と会話ができるようなゲームにしたら参加ハードルが下がるのではないかと考えました。

また、私たち自身も、オンラインのイベントを運営するのは初めてのため、あらかじめ進行の流れがはっきりしているゲームのほうが進行しやすく、参加者同士で交流できるように促しやすいと思いました。

これらをふまえて、ZOOMを利用した人狼ゲームイベントを行うことにしました。


実際にイベントをおこなってみて、進行の難しさを痛感しました。

今回、自分から積極的に会話に参加できるタイプの顧客と、おとなしいタイプの顧客の2つに別れました。こちらが進行するときに、積極的に参加してくれる顧客に対してこちらの説明を聞いてくれるように促すのに必死で、おとなしいタイプの顧客がなじめるように促したり、雰囲気を作ることができませんでした。

顧客の反応は、次回も参加したい人と参加したくない人の2つに分かれました。結果が分かれたのは、積極的に会話できる人とできない人の差がはっきりと見えていたのにも関わらず、それを感じさせないように運営できなかったことが原因かなと思いました。


今回のイベントを通して学んだことはたくさんあります。

進行に関しては、いろんなパターンを想像するのも大事ですが、正直場数をふむことが一番の近道かなと思いました。運営である自分たちが進行しないといけないという気持ちが強かったのですが、ゲーム進行は顧客に任せて、イベントになじめていない人がなじめるように立ち回る役に徹する方法があっても良いのではないかと思いました。

また、顧客の人数が少数の場合、顧客リサーチをすることで顧客同士をつなげる架け橋になることができるのではないかと思いました。

今回は小規模だったので、事前準備がゼミ内でのプレイベントだけだったのですが、たとえ小規模でも、リハーサルを行ったり、運営間のコミュニケーションをとることは大切だと思いました。





小沢ゼミのブログ

流通経済大学 経済学部 経営学科の小沢ゼミのブログです。マーケティング、消費者行動・心理、コミュニケーションについて実践を交えながら学んでいます。ゼミ活動の様子などを紹介していきます。